
鬼滅の刃に登場する上弦の壱「黒死牟(こくしぼう)」の血鬼術って結局なんだったの?
今回は、こんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 黒死牟の血鬼術
- 黒死牟の技一覧
- 黒死牟の強さ
黒死牟の血鬼術や技・能力などを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
黒死牟(こくしぼう)の血鬼術


黒死牟の血鬼術は明確に明かされていませんが、「三日月状のエフェクトの実体化」だと推察できます。
三日月状のエフェクトの実体化


黒死牟の血鬼術は、おそらく「三日月状の斬撃の実体化」です。
そもそも黒死牟は一般的な鬼と違って血鬼術でなく、月の呼吸を主体として戦っています。月の呼吸で発生する三日月状のエフェクトは、本来だと「そう見えているだけ」という設定です。



音の呼吸・風の呼吸みたいな例外こそありますが、月の呼吸は細工がないので、ただの描写だと考えられます。
水の呼吸、炎の呼吸あたりと同じ部類でしょう。
しかし、黒死牟と戦った風柱・不死川実弥は、三日月状のエフェクトを「不規則で細かい刃」と発言。実際、三日月状のエフェクトにはしっかりと斬撃が加わっていました。
つまり、黒死牟は血鬼術で三日月状のエフェクトを斬撃として実体化しているのだと考察できます。
最後に使おうとしていた血鬼術は?


最終形態になった黒死牟は、死ぬ直前に血鬼術を使おうとしたものの、不発に終わりました。
最後に使おうとしていた血鬼術は明かされていませんが、おそらく「実体化した三日月状のエフェクトを飛ばす」といった攻撃を仕掛けようとしたのではないでしょうか。
黒死牟が血鬼術を出そうしていたときに、手が描写されていました。そして、周囲には攻撃し続けていた不死川実弥と悲鳴嶼行冥の姿が。
つまり、反撃しようと手から遠距離攻撃を繰り出すはずだったと考察できます。黒死牟の「技を出せ」の発言から、少なくとも刀の生成でないことは分かりますね。



もしかしたら、全く別の血鬼術かもしれません…。
黒死牟(こくしぼう)の能力・技一覧


- 月の呼吸
- 虚哭神去(きょこくかむさり)の生成
- 透き通る世界
- 痣
上弦の壱・黒死牟は、血鬼術だけでなく、上記4つの能力と技も使えます。
月の呼吸


月の呼吸は、”始まりの呼吸”と言われている「日の呼吸」から派生した技です。まだ人間の継国厳勝として生きていた時代、日の呼吸を習得できなかった黒死牟が派生技を月の呼吸と名付けました。
月の呼吸の技を一覧でまとめると、主に以下のとおりです。
- 壱ノ型「闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)」
- 弐ノ型「珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)」
- 参ノ型「厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)」
- 伍ノ型「月魄災渦(げっぱくさいか)」
- 陸ノ型「常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん)」
- 漆ノ型「厄鏡・月映え(やっきょう・づきばえ)」
- 捌ノ型「月龍輪尾(げつりゅうりんび)」
- 玖ノ型「降り月・連面(くだりづき・れんめん)」
- 拾ノ型「穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ)」
- 拾肆ノ型「兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ)」
- 拾陸ノ型「月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき)」
別記事では月の呼吸の技や全型を一覧でまとめているので、詳細を知りたい人はこちらもあわせてご覧ください。


虚哭神去(きょこくかむさり)の生成


黒死牟が愛用している刀「虚哭神去(きょこくかむさり)」の生成も、能力の1つと言えるでしょう。
鬼なので日輪刀が用意できない黒死牟は、月の呼吸を扱えるよう自分で生成した刀を使っています。刀身には血管のような模様があり、刀全体には無数の眼がついています。



柄の見た目は、人間だったころ使っていたものとそっくりです!
虚哭神去の特徴
黒死牟の血肉で作られているので、再生能力を持っていることが最大の特徴。一般的な刀と違って破壊されてもすぐに再生でき、武器の破損を気にせず戦闘に集中できます。
また、武器を自分好みに変形できる点も特徴的です。作中では枝分かれした3本の刃を持つ長大な大太刀に変形させており、今までより比べ物にならないくらいの攻撃範囲と威力に進化していました。
また、虚哭神去は刀だけでなく、身体中にも生やせます。



生えた刀の分だけ技が出せる仕様です。チート能力すぎますね…。
虚哭神去の弱点
虚哭神去の弱点は、日輪刀によっては受け止められずに溶けてしまう点。
というのも、虚哭神去は黒死牟の血肉から生成された刀です。そのため、高純度の「猩々緋砂鉄」で作られた、かつ太陽光をしっかり吸い込んだ日輪刀だと、虚哭神去が耐えきれずに灼け落ちてしまいます。



岩柱・悲鳴嶼行冥が使っていた日輪刀が、虚哭神去の弱点に該当します!
ただし、虚哭神去は即座に再生成できるので、あまり弱点になりません。また、悲鳴嶼行冥以外の刀を受け止めていたことを考えると、対応する日輪刀の大量生産ができず、弱点をついた攻撃自体は難しいでしょう。
透き通る世界


黒死牟は、「透き通る世界」も使えます。
実戦にて、悲鳴嶼行冥と対峙したとき「透き通る世界」で強さを推測していました。
透き通る世界を習得するには、全集中の呼吸を極めてさらに鍛錬を積み、無駄な動きを削ぎ落とす必要があります。



おそらく、黒死牟は人間だったころからすでに体得していたのでしょう。
痣


黒死牟は、痣の発現者でもあります。
痣の発現条件としては、「心拍数が200を超える」「体温が39度以上になる」の2つだとされています。本来ならリスクの高い能力ですが、黒死牟は鬼なのでノーリスクで使えます。



ちなみに、黒死牟の痣は人間のころに発現しています。
黒死牟の強さは?強すぎると言われている理由は?
黒死牟の強さは、全鬼の中でも最強クラスの実力と言えます。
実力は上弦の鬼でも最強クラス
黒死牟の実力は、上弦の鬼でも最強クラスです。
鬼でありながら月の呼吸を扱い、さらには透き通る世界と痣を会得しています。本来なら、痣持ちは例外なく25歳以内に死亡しますが、黒死牟は鬼なのでルールを無視できます。
また、月の呼吸は血鬼術でより広範囲に。
黒死牟の刀「虚哭神去」は自身の血肉で作られているので、万が一折れても再生可能です。その気になれば自分の身体に刀を生やし、月の呼吸を繰り出せます。



チートすぎて、黒死牟が強すぎると言われても不思議ではありませんね…。
実際、黒死牟は不死川実弥・悲鳴嶼行冥・時透無一郎・不死川玄弥の4人を相手にして、ようやく倒せています。しかも、全員を重傷・死亡に追い込むほどです。
誰か1人でも欠けていれば、黒死牟は倒されなかったでしょう。そう考えると、黒死牟の強さは計り知れませんね。
血鬼術はやや強い程度
黒死牟の血鬼術が「三日月状のエフェクトの実体化」だと仮定した場合、正直強さはやや強い程度と言わざるを得ません。
というのも、黒死牟の強さの原点は「剣士としての実力」です。月の呼吸に血鬼術を組み合わせ使っていますが、あくまでも月の呼吸を主体に戦っています。
黒死牟は総合評価こそ最強ですが、血鬼術だけなら童磨や猗窩座の方が強力です。そのため、黒死牟の血鬼術だけ見ると、上弦でも中堅程度だと言えるでしょう。



呼吸を極め、痣・透き通る世界を習得していた剣士からこそ、最強格になれたのだと思います。
黒死牟の血鬼術に関するまとめ
今回は、黒死牟の血鬼術や能力について解説しました。
黒死牟の血鬼術は明かされていませんが、おそらく月の呼吸で出現している三日月状のエフェクトの実体化でしょう。最後に出そうとした血鬼術も、おそらく関連する斬撃だと考えられます。
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